固定客 2009 7 4
商売の秘訣は、いかに固定客をつかむか。
それが重要でしょう。
とりわけ、客商売の業種は、そうでしょう。
ここでクイズ。
駅に近いコンサート会場。
そのコンサート会場に向かう大群衆。
よく見ると、女性ばかり。
さらに、よく見ると、何と30代の女性ばかり。
20代の女性は、いない。
いったい、誰のコンサートでしょうか。
私は、知人に聞かれて、答えられませんでした。
実は、ある有名歌手のコンサートでした。
こういうコンサートに関して、私は素人ですので、
これほどファンが固定化され、細分化されてしまうのかと思いたくなります。
あまりにも固定化・細分化されているような感じがします。
男性がいないどころか、20代の女性もいないので、
年齢制限をしたのかと思ってしまいますが、
やはりコンサートとは、そういうものなのでしょうか。
このサイトで、コンサートの話題を取り上げたのは、
やはり、企業経営の視点からです。
たとえば、その歌手をCM広告に採用した場合、消費者行動は、どうなるか。
ファンが特定の年齢層に固定されていますので、
そういう年齢層向けの商品は、CM効果があるでしょう。
企業経営にとって、テレビのCM広告は、今でも重要です。
当たれば高額な広告料は回収できるので、投資効率がよくなるでしょう。
もちろん、投資家も、こういうことには関心があるでしょう。
とりわけ、株主ならば、なおさら気になったのでしょう。
今は忙しくて行っていませんが、
昔、私は、よくクラシック音楽を聴きに行っていました。
サントリーホールとか、東京芸術劇場とか。
会場では、老若男女、意外にも幅広い客層でした。
そういうわけで、上記のクイズを知人に聞かれて困ったのです。
ちなみに、私が好きなクラシック音楽とは、
マーラーの交響曲で、交響曲「大地の歌」、交響曲第4番、交響曲第9番です。
いつか交響曲第8番を聴きたいと思っています。
しかし、日本では、技術的に演奏が困難かもしれません。
ブルックナーも好きです。
オペラ好きの小泉元首相とは、趣味が違います。